システムメモ
▽コマンド入力受付時間 ※途中バージョン
≪コマンド入力について≫
萃夢想のコマンドは、「ある一定時間内に入力すればOK」というタイプです。
入力時間内ならばどんな方向に入ってしまっていても成立するという特徴があります。
- 地上 or 空中ダッシュ
ダッシュの入力受付時間は、ニュートラル状態から→に入れた瞬間からカウント開始し、
最後の→の入力が13F以内ならばダッシュのコマンドとして成立する。
- 垂直 or 斜め高速ジャンプ
高速ジャンプの入力受付時間は、ニュートラル状態から↓要素に入れた瞬間からカウント開始し、
最後の↑要素の入力が8F以内ならば高速ジャンプのコマンドとして成立する。
- ↓↓+攻撃ボタン系
↓↓+攻撃ボタン系の入力受付時間は、↓を離してニュートラル状態になった瞬間からカウント開始し、
最後の攻撃ボタン(図ではA)を押すのが13F以内ならば↓↓系コマンドとして成立する。
- 必殺技全般(スペル含む)
必殺技全般の受付時間は、最初のレバー方向から次の方向へ入れた瞬間からカウント開始し、
最後の攻撃ボタン(図ではA)を押すのが18F以内ならば必殺技のコマンドとして成立する。
これは全てのコマンドに共通し、コマンドが長いもの(妖夢の折伏無間)でも18Fという受付時間は変わらない。
≪コマンドの優先順位≫
コマンドを入力する際、例えば →↓↘→+A と入力した場合、
これは ↓↘→+A と →↓↘+A 同時に満たしていますが、実際に出るのは →↓↘+A の技。
複雑な入力が成立しやすくなるよう設けられているシステム、これがコマンドの優先順位です。
コマンド優先順位 |
高い
↑
|
| |
↓
低い |
←↙↓↘→
←↓↙
→↓↘
↓↙←
↓↘→
←↙↓
↓↓ |
- ↓↘→↓↓+Aと入力した場合
↓↓入力の優先順位のほうが低いため、 ↓↘→+A の技が出ます。
- ←↙↓↘→+Aと入力した場合
←↙↓↘→+A と ↓↘→+A のコマンドが内包されていますが、
優先順位から ↓↘→+A の技は出ず、 ←↙↓↘→+A の技が出ます。
≪必殺技の暴発について≫
→+A のような技から ↓↘→+A のコマンドの必殺技を出そうとしたとき、
→↓↘+A のコマンドの必殺技が暴発する、ということはよくあります。
これは、→+A の→を離してから、↓↘→+A のAが18F以内だったために起こる現象です。
コマンドの優先順位により →↓↘+A の技が有効とみなされ、↓↘→+A が無効にされています。
→+A の→を意識して早く離すか、↓↘→+A のAを遅めに押すことである程度改善されます。
- 具体的な対処法1・パチュリーの場合(1)
立B > →+B > Bサマーレッド というコンボの際、→+B > ↓↘→+B というコマンドが含まれるため、
コマンド優先順位からBスプリングウィンドが非常に暴発してしまいやすく、コンボが失敗しやすくなります。
こういうときは →+B > Bサマーレッド と繋げずに →+B > ウィンターエレメント と繋げれば、
→↓↘+C というコマンドが存在しないために別の技の暴発が起こらず、コンボが失敗しにくくなります。
ウィンターエレメントは威力が高く、高速ジャンプキャンセルによる発展も狙えるのでオススメです。
- 具体的な対処法2・パチュリーの場合(2)
立B > →+B > Bサマーレッド というコンボを狙う際のもうひとつの対処法として、
途中に立Cをはさむことで入力間隔に余裕を作り、スプリングウィンドを暴発しにくくする手法もあります。
具体的な入力は 立B > →+B > 立C > ↓↘→+B となり、本来より少し忙しくなります。
難易度は下がり威力は上がるものの、ヒット後に相手が受身を取れるなどといった弊害があるのが欠点です。
- 具体的な対処法3・霊夢の場合
地上後方ダッシュ(←←) から 空中警醒陣(空中で↓↙←+A) を出そうとした場合、
コマンド優先順位から空中幻想空想穴(空中で←↓↙+A)が高確率で暴発してしまいます。
この場合は入力を工夫し、↓↙←+Dで後方ダッシュ > すぐA と入力すれば、暴発は免れます。