天候について

□ 天候システムとは?

戦闘中、画面中央に天候名が表示され、その空模様に変化する事があります。
天候はまずランダムに「予報」の形で現れ、この時ダウン、叩き付け、スペルカード使用で変化し、
気質値が100に達することで「天候」として発現します。
この時その天候にちなんだ影響が双方に現れ、天候が元に戻るまで続きます。

キャラクターがダウンしたときや攻撃を受けた際に、
飛び道具が赤い気質の塊である「天気玉」として飛び散る事があります。
天気玉は天候が発動していないときは気質増加を加速、発動しているときは減少を加速します。

なお、ストーリーモードでは天候は見た目の変化のみで戦闘に影響を与えることはありません。
天候に関するカードや天気玉は効果を発揮しないので注意してください。

(マニュアルより抜粋)

天候は、東方緋想天のシナリオの中核であると同時に、試合の流れを大きく変えうるシステムでもある。
ストーリーモードでは影響はないが、対戦では決して無視することができない重要な要素である。
このページでは、その天候について補足する。

□ 天候の発現

●天候が発現するまで

画面上部・中央の「気質」と表記がある部分が、天候が表示される部分である。
枠内の数字(気質度)は時間の経過とともに自動的に増加していき、
気質度が50.0を超えると、「気質」の文字が発現するであろう天候の名前に変化(予報)する。

予報のあとも気質度は増え続け、気質度が100に達したときに予報の天候が発現する、という仕組みである。
予報に出てくる天候は完全にランダムであり、対戦中のキャラやステージやBGMには一切影響されない。

●予報の変化

気質度が50.0を超えると発現する天候の予報が入るが、必ずその天候が発現するわけではない。
予報は、「キャラがダウンしたとき」「壁に叩き付けられたとき」「スペルカードを使用したとき」に変化する。
この時の変化はランダムではなく特定の順番であり、その気になればある程度予報を操作することが可能。

なお、予報が変化する順番は以下の通り。

快晴 → 霧雨 → 曇天 → 蒼天 → 雹 → 花曇 → 濃霧 → 雪 →
→ 天気雨 → 疎雨 → 風雨 → 晴嵐 → 川霧 → 台風 → 極光 → 快晴 → …


特別苦手な天候がある場合、隣ふたつぐらいの天候を覚えておくと予報の操作に役に立つかもしれない。

□ 天候が発現したあと

●天候の効力

上記の予報で記された天候が発現すると、プレイヤー1とプレイヤー2に等しく影響を与える。
天候の影響とは、平たく言えば「ルールの変更」。天候が発現している間は特殊なルールの下で戦うことになる。
問題の変更されるルールは以下のとおり。

快晴
効力…飛翔の旋回速度上昇・飛翔の霊力消費軽減・回避結界の霊力クラッシュペナルティ撤廃


 飛翔の性能強化により機動力が向上するため、お互いに攻撃を当てにくくなるルールと言える。
 また、回避結界のペナルティがなくなるため、相手を捕まえることによる見返りも小さくなる。
 防御手段ばかりが強化される天候なので、有効打を与えるのは難しいかもしれない。

霧雨
効力…スペルカードのダメージが1.25倍になる


 キャラ性能には影響を与えることはないが、スペルカードのダメージが大幅に向上する。
 コンボにスペルカードを組み込んだときの見返りが増えるのはもちろんだが、
 無敵カウンター系のスペルカードをセットしておくことによる抑止力の増加も期待できる。

曇天
効力…スペルカード使用時のコストが1枚軽減・カードゲージの増加量が倍増


 スペルカードのコストが軽減されるうえにカードゲージも増えやすくなるので、非常に使いやすくなる。
 用途が広かったり、使うことで有利状況を作れるタイプのスペルカードがあると有利に戦える。
 ただしカード所持数が変わるわけではないので、調子に乗ってカードを使いすぎないよう注意。

蒼天
効力…必殺技を必殺技でキャンセルできるようになる


 通常ならスペルカードでしかキャンセルが掛からない必殺技を、別種の必殺技でキャンセルできるようになる。
 必殺技を多数繋げ、数千のダメージをたたき出す(ただし霊力を大量に消費する)強力なコンボもさながら、
 スキが大きい必殺技をスキが小さい必殺技でキャンセルしてフォローできる点も大きい。
 (魔理沙のミアズマスウィープをガードされても、空中でグラウンドスターダストを出せばスキを消せる)

 なお制限として、一度キャンセルした技をもう一度使うことはできなくなっている。
 (霊夢で、博麗アミュレット > 昇天脚 と出すと、これをキャンセルして博麗アミュレットは出せない)


効力…霊力の回復速度上昇・必殺技のダメージが1.25倍になる


 必殺技のダメージ増加に加えて霊力回復が速くなるので、必殺技を中心とする戦法ならば有利に働く。
 また雹のダメージ増加はスキルカードによる必殺技レベルアップのダメージ増加と累積するので、
 元々のダメージが高い必殺技を当てられれば驚異的なダメージになることもある。

花曇
効力…射撃or必殺技使用後の回復不能時間撤廃・基本打撃攻撃の使用禁止


 ルール変更の枠を超え、ルール破壊にまで至る危険な天候のひとつ。
 使用できなくなる打撃攻撃は、Aボタンによる打撃全てとダッシュBとダッシュC。
 打撃攻撃を繰り出すタイプの必殺技やスペルカードは通常通りに使用可能。

 一方で、射撃系の技を使ってもモーションの最中に回復するため、ほぼ射撃を撃ち放題の状況になる。
 射撃の性能差が顕著になるため、キャラの組み合わせによっては酷い目に逢わされてしまうこともある。

 裏の顔として、打撃系の必殺技を持っているキャラは相手のグレイズ行動を止めやすく有利に戦える。
 打撃判定の必殺技でありながら自身はグレイズ状態になる技(文の疾走風靡など)は非常に強い。

濃霧
効力…与えたダメージの50%ぶんだけ自分のライフを回復


 攻撃を当てれば当てるほどライフが回復するため、攻めている側が圧倒的に有利になる天候。
 濃霧の最中に受けに回ることで大損になりやすいため、上手い具合に攻めるきっかけを掴みたい。

 相手の動きを制限して一時的に自分のターンを作るタイプのスペルカードと相性が良い。
 また、ライフ回復は削りダメージでも有効なため、削りが大きい必殺技なども有効。


効力…攻撃を当てたときやガードさせたときに相手のカードゲージを減少させる


 本来なら攻撃を当てたときは相手のカードゲージも増えるが、その効果がカードゲージ減少に変化する。
 カードを持っているがカードゲージがない状態ではカードの破壊する効果になるため凶悪。
 (破壊される順番は、現在セットしているカードからとなっている。コスト5のカードをセットしているときは注意)

 濃霧と同じく、攻める側が圧倒的に有利になる天候。
 大事なカードは保護しながら戦うことも視野に入れておこう。

天気雨
効力…ガードミス時に必ずクラッシュする・クラッシュした霊力の回復速度向上


 例えて言うならば、全ての中段技と下段技にクラッシュ属性を付与する効果。
 相手に触れられると高い確率でクラッシュを起こしてしまい、そのままコンボを決められてしまう危険な天候。
 とても見切れるような速度ではない中段技/下段技でクラッシュしてしまうため、霊撃などを活用して脱出しよう。

 クラッシュした霊力の回復速度向上の効果から、回避結界と相性が良いのも特徴。
 回避結界を使うことで逃げられる状況なら迷わず使っていくべきである。

疎雨
効力…全必殺技のレベルが一時的にMAXになる


 スキルカードでひとつずつ上げなければならない必殺技のレベルを一気にMAXに引き上げる。
 必殺技のレベルを上げると飛躍的に性能が上がるものもあるため、そういった技を多数持っていると有利。

 必殺技のレベルが0だろうと3だろうと一律MAXまで引き上げられる効果であるため、
 スキルカードによる必殺技レベルアップを主体とするデッキとは相性が悪い天候である。

風雨
効力…空中ダッシュor飛翔が3回使えるようになる・打撃技をジャンプキャンセルできる


 空中ダッシュと飛翔が一度のジャンプ中に3回使えるようになり、快晴のようなお互いに捕まえにくい状況になる。
 打撃をジャンプキャンセルできる効果は、スキが大きい遠Aの硬直を軽減するなど色々な使い道がある。
 ただし技によってはガード時はキャンセルできずにヒット時しかキャンセルできないこともある。

晴嵐
効力…手持ちのカードが伏せ状態になり見えなくなる


 手持ちのカードが見えなくなるだけでカードの使用は可能という控えめな効力の天候だが、
 相手の目の前でスキルカードを使って致命的なスキを晒す事態になる可能性もあるため、
 実質的にはカード使用禁止に近い効力がある天候である。

 天候発現前に持っていたカードについてはちゃんとそのままなので、
 セットしておいたカードだけでも覚えておけば有利になるだろう。
 少コストのカードを多用するタイプのデッキとは非常に相性が悪い。

川霧
効力…両者が一定の距離を保つようなベクトルが働き続ける


 移動が不自由になるため、あらゆる行動に支障が出る危険な天候と言える。
 特に相手に攻撃を仕掛けに行くときの反発力は大きく、攻撃が届かないという事態は多い。
 コンボなどはまともに決められず、起き攻めも困難になるため、単発の攻撃でダメージを取っていくような展開になる。

台風
効力…ガードが使用不能になる・相手の攻撃でのけぞらなくなる


 いわゆる常時スーパーアーマーになるとんでもない天候。防御力上昇の効果もないので大変危険。
 密着しての殴り合いを始めるとキャラ性能によって被害の大きさが違いすぎるので、射撃の撃ちあいになりがち。

 台風ひとつで試合が引っくり返ることも珍しくないため、なんらかの対策を立てておくのが良いだろう。
 (予報を上手く操って台風が来ないようにする、台風状態で有効に働くスペルカードをデッキに組み込んでおく、など)

 アーマー状態の相手は当然ながらのけぞらないため、初段が当たっても最後まで当たらないスペルカードは多い。
 せっかく当てることができても逆に大きなスキを晒してしまう可能性があるのでしっかり性能を把握しておこう。

極光
効力…全ての天候からランダムで一つの効力が現れる


 全天候の中からひとつの効果が現れるが、見た目は何が起きているかわからないのが特徴。
 何らかの方法でどの天候の効果が現れているか見極めることができれば有利に戦える。

・見分け方の一例

 1、自キャラが移動していないか見る
  …入力していないのに勝手に移動する → 川霧確定

 2、自分のデッキを見る
  …カードが見えなくなっていた → 晴嵐確定
  …スペルカードのコストが軽減されていた → 曇天確定

 3、飛翔をしてみる
  …飛翔が3回できた → 風雨確定
  …飛翔による霊力消費が少なかった → 快晴確定
  …消費した霊力の回復が速かった → 雹確定

 と、それぞれの天候の特性を把握していればいくつかの天候を判別することが可能。
 疎雨や蒼天も相手に触らずに見分けられないこともないので、試してみるのも面白い。

●天候の終了

天候が発現している間は、気質度は時間の経過とともに自動的に減少を続けており、
気質度が0になると天候は終了し、気質度は次の天候の予報を出すべく増加を始めるようになる。
このように、天候は試合の最中はずっと発現と終了を繰り返すことになる。

□ 天気玉について

工事中...

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