変更点・・・ver1.03

■ver1.03

■全体　□霊夢〜パチェ　□妖夢〜萃香　□鈴仙〜天子

□　プログラム的な変更点

≪リプレイなど≫

• 現在のバージョン以外のバージョンで収録したリプレイファイルがリプレイフォルダにある場合、
  リプレイネームが灰色に表示され、再生することができなくなりました。
  再生したところで正常に再生されることはなかったので、わかりやすくなりました。
• リプレイフォルダ内に別のフォルダがある場合はフォルダの中まで見に行けるようになりました。
  日付ごとに整理、キャラごとに整理のほか、大会ごとに整理なども可能になっています。
  • リプレイの読み込みはフォルダに入ったときに行われるため、
    リプレイ読み込みの高速化のためにリプレイファイルを退避する必要はなさそうです。
• 東方緋想天フォルダ内に新しく増えている configex.ini 内の設定を変更することにより、
  観戦時にリプレイを撮ることができるようになっています。
• リプレイを保存する際のファイル名を自由に編集することができるようになっています。
  ファイル名には、1Pのキャラ名や収録時の時刻を自動的に入力する代名詞も使用可能です。
  （詳しくはconfigex.ini内の説明文を参照）
  • 利用例としては、以下のように設定することが可能です。
    　dir = %d2
    　file_vs = %t2-%p1（%c1）-%p2（%c2)
    例えば、8月31日の23:30に霊夢使いのAさんと魔理沙使いのBさんが対戦した場合、
    0831という名前のフォルダ内に、2330-A(reimu)-B(marisa)　という名前で保存される。

≪プロファイルなど≫

• デフォルトプロファイルである「Profile1P」と「Profile2P」の生成条件が変更されており、
  すでに他のプロファイルがフォルダ内にある場合、Profile1P等を消しても復活しないようになりました。
• 対戦中、画面上部のキャラの顔の横に使用中のプロファイル名が表示されるようになりました。
  対戦者の名前を確認するのはもちろんのこと、プロファイル間違いに気づきやすくなるかもしれません。
  

□　システム的な変更点

≪体力関連など≫

• 残り体力が少なくなるほど防御力が上昇していく根性補正がver1.02よりも緩和されています。
  ver1.02では体力0のときにダメージが0.50倍になるのに対し、ver1.03ではダメージが0.7倍になります。
  総体力が減少したのと同等の修正なので、試合が速く終わりやすくなっています。

  ver1.02

  ver1.02で、萃香の天手力男投げを当てて残り体力5000になった相手に もう一度天手力男投げを当てたときのダメージ。 防御力が上昇（このときは倍率0.75）しているのでダメージは3750となる。

  ver1.03

  ver1.03で同条件で天手力男投げを当てたときのダメージ。 防御力の上昇率が変化しており、ダメージは4250となった（このときは倍率0.85倍）

≪霊力関連など≫

• ボーダークラッシュしたときに霊力が赤くなり霊力の最大値が一定時間減少するシステムについて、
  霊力の最大値が低い場合の回復速度がver1.02よりかなり速くなっています。
  特に、全てクラッシュしたときは約3秒で霊力がひとつ回復（ver1.02の約2倍速）になっています。

≪カードゲージ関連など≫

• カードを3枚以上所持している場合、カードゲージが上昇しにくくなるよう修正されました。
  カードを3枚所持しているときは、4枚目を取得するためのゲージ上昇が約0.66倍に、
  カードを4枚所持しているときは、5枚目を取得するためのゲージ上昇が約0.50倍になります。
  単純計算で、ver1.03でカードを5枚溜めるのは、ver1.02でカードを6.3枚ほど溜めるのとほぼ同等なため、
  高コストのカードがかなり使いにくくなっています。
  • システムカードのスペル増幅により得られるゲージ上昇量はこの補正を受けないため、
    カードを4枚所持している状態でスペル増幅を使用するとしっかり5枚分まで溜まります。

≪ダメージ関連など≫

• 必殺技やスペルカード等をガードしたときの削りダメージに、
  直前に決めていたコンボのRate補正等が適用されていたバグが修正されました。
  これにより削りダメージが爆発的に増大しており、キャラによっては侮れないダメージ源となっています。

≪行動に関する挙動など≫

• 全キャラの地上後方ダッシュ（＝バックステップ）の打撃無敵時間が短くなっています。
  これにより相手の打撃技を無敵時間で回避するのが難しくなり、使いどころが減っています。
  • 現在、咲夜に限り打撃無敵＋射撃無敵からグレイズ状態になる間に隙間があります。
    射撃の重なり方によっては避けきれない可能性があるので注意してください。
• 全キャラの後ろジャンプ回避結界、及び垂直ジャンプ回避結界の離陸までが遅くなっています。
  これにより相手の選択肢が打撃だった場合に潰されることが増えています。
  以前よりも慎重に回避結界を使うポイントを見定めなければ無駄なダメージを負うことになるでしょう。
  • 現在、小町に限り後ろジャンプ回避結界の出始め部分にグレイズが付いていません。
    射撃よっては跳ぶ前に潰されてしまうので、垂直ジャンプ回避結界を使うなどで自衛しましょう。

≪攻撃食らいの挙動など≫

• 一部の攻撃がカウンターヒットした際に起こる回転のけぞりのノックバック距離が短くなりました。
  これにより、壁で跳ね返って目の前まで戻ってきた相手に追撃を決める機会が減った反面、
  距離が離れなくなったので通常ヒット時と同様の追撃が決まりやすくなっています。
  全体的に見て、追撃を決められる状況が増えていることのほうが多いです。

ver1.02 →

ver1.02の回転のけぞりのノックバック距離。大きく距離が離れるので追撃できないことも多かった。

ver1.03 →

ver1.03の回転のけぞりのノックバック距離。のけぞり距離が短いので届く技が増えている。 例えば、霊夢で　DhAカウンターヒット　＞　屈A　といったコンボも可能になっている。

• 射撃による攻撃で回転のけぞりを誘発させた場合、壁にぶつかっても戻ってこなかったのが、
  ver1.03では打撃技による回転のけぞりと同様に手前に向かって戻ってくるようになりました。
• 一部のキャラの大ジャンプ入力直後の地上待機部分に被カウンターが付いていませんでしたが、
  ver1.03では全てのキャラの地上待機部分に被カウンターが付きました。
  妙なところで大ジャンプをしようとすると大変酷い目に逢うので気をつけたほうが良いでしょう。

≪天候関連など≫

• キャラが食らいモーションではないときに攻撃を食らうと、小天気玉が少数発生するようになりました。
  （天気玉の発生数は攻撃レベル依存。小で1個、中で2個、大と特大は4個）
  これにより、ver1.02よりも頻繁に天候が発現・終了しやすくなっています。
  • 天候台風のときはキャラは食らいモーションにならないため、常に天気玉が発生します。
    ヒット数が多いスペルカードなどを当てると一瞬で台風が終了することなどあるので、
    自キャラの技を色々試してみると良いでしょう。

  ver1.03

  台風中にアリスの蓬莱人形を相手に当てた場合。 ヒット数が多いために大量の天気玉が発生しているのがわかる。 攻撃レベルも高いので、気質度が60カウントほど進むことになる。

• ボーダークラッシュが発生したとき、同時に大3個＋小6個の天気玉が発生するようになりました。
  上記の修正と併せて、天候が発現・終了しやすくなっています。
  • 天候天気雨のときはかなりの頻度でボーダークラッシュが発生するため、
    数回ボーダークラッシュさせたら天気雨が終わっていた、という事態もあり得ます。
• 天候花曇のとき、飛翔・で霊力を消費したときにも
  霊力回復停止時間の免除の効果が出ていたバグが修正されました。
  これにより、飛翔の消費霊力が少ないキャラが空を飛び続けることはできなくなっています。
• 天候濃霧のとき、ver1.02では打撃攻撃でしか体力回復効果が適用されなかったものが、
  ver1.03では射撃技や一部の攻撃演出（天手力男投げ等）でも体力回復するようになりました。
  これにより、コンボの内容的に打撃を絡めにくいキャラなどの濃霧の恩恵が上がっています。
  • 鈴仙の瓦斯織物の玉や幽々子の无寿の夢など、
    一部の技は依然として体力回復が起こらないので使用時は注意してください。
• 天候雪のとき、ゲージ減少効果でカードが破壊される場合にエフェクトが出るようになりました。
  これにより、カードが無くなったのに気づかずに別のカードを使用してしまうことは減りました。

  ver1.03

  カードがなくなるとき、黄色いエフェクトとカードが飛び出すエフェクトが出るようになった。 特に関係はないが、鈴仙のカード破壊系スペルがヒットしたときも同エフェクトが出る。

  • ゲージ減少効果自体は何も調整されていないのですが、
    カード4〜5枚目を溜めるのが難しくなっているので相対的に効果が上がっています。
• 天候天気雨のとき、霊力の最大値が減少しているときの回復速度が上昇しました。
  ver1.02よりも3倍近く速くなっており、霊力1個分の回復に約2秒程度しか掛かりません。

≪システムカード関連など≫

• 気質発現の効果がver1.02から大きく変更されています。
  予報の天候を即発現させる効果は、気質度の現在値に関わらず常に99.9になります。
  これに加えて、予報が出ていないときはランダムで何らかの天候を気質度99.9で発現させる効果と、
  既に天候が発動している場合は、気質度を急速（約4倍）に減少させる効果が追加されました。
  特に発現中の天候を終わらせる効果はかなり有用と思われます。
• 体力回復のカードが、カードを使用すると長い回復モーションが出るver1.02の効果から、
  短い硬直の後自由に行動できて、効果時間中は体力が回復し続ける効果になりました。
  効果時間中に攻撃を食らったりすると時間内でも即効果終了となるので注意が必要です。
• 霊力回復のカードを使用したときの硬直時間が大幅に短縮されました。
  霊力をMAXまで回復し、さらに減少した上限を霊力1個分回復する効果は変更されていません。
• スペル増幅のカードを使用したときの硬直時間が短縮されました。
  スペル増幅のカードを消費し、カード2枚分のゲージ増加効果があるのは変更されていません。
• ガード反撃の攻撃判定が強化され、密着しすぎているときに空振りすることが減りました。
  ダメージ0であることや、攻撃判定発生と同時に無敵が終了する性質は変更されていません。

ver1.02 →

一部のキャラのガード反撃は攻撃判定が前に出すぎており、空振りしやすかった。

ver1.03 →

ver1.03では内側に攻撃判定が厚くなっており、密着時の空振りがかなり減っている。

• ver1.02ではパチュリーと文のガード反撃のみ空中ガード可能でしたが、
  ver1.03では全キャラのガード反撃が空中ガード不能になりました。